風邪のライブラリー

風邪、インフルエンザについて

1. 風邪とインフルエンザ:兆候の見分け方

前兆としての喉のむずがゆさから、突然の発熱まで、風邪やインフルエンザを警告する兆候は数多く存在します。ここでは、最もよく見られる症状に関する説明と、こうした症状が体にどのような影響を及ぼすのか、また周囲の人にどのような影響を与えるかについて説明します。

風邪やインフルエンザにかかるのはなぜ?

風邪やインフルエンザのウイルスは、吸引、あるいは手を介して鼻や目に入ります。ウイルスに感染した人が咳やくしゃみを手で押さえると、手にウイルスが運ばれます。その後感染者の手が健康な人に触れると、風邪やインフルエンザがうつってしまいます。同じように、健康な人は感染者が持っていたり掴んでいたりしたものに触れると、ウイルスに感染してしまいます。

風邪の最初の数日間

免疫システムがウイルスに反応すると、よくある風邪の症状が現れます。通常、喉の痛みや炎症といった症状が風邪の最初の兆候として現れ、その後、一般的には、頭痛や寒気、倦怠感といった症状が伴います。これらの症状はすぐに現れ、1~2日ほど続きます。
最初の数日間で鼻水が出始めます。風邪がおさまり始めると、水っぽかった鼻水が粘性を帯び、色も黄色や緑色に変わっていきます。咳も風邪でよく見られる症状のひとつです。最初のうちは、喉の痛みや炎症、また喉のイガイガやむずかゆさとして現れる場合もあります。

よく見られる風邪の症状は以下の通りです。

  • 頭痛-一般的に、免疫システムが感染に反応すると、頭痛が起こります。
  • 寒気-最初の数日間は、震えや寒気を感じるでしょう。ただし、大人が風邪を引いた際に発熱するのはまれなことです。
  • 疲労・倦怠感-風邪をひくと倦怠感や疲れを感じ、集中力もなくなります。
  • くしゃみ-この反応は体が埃やバクテリア、ウイルスなど鼻を刺激する要因を遠ざけようとして起こります。

風邪の初期は最も感染力が高い期間となっています。そのため、可能な限り石鹸や熱いお湯で小まめに手を洗ったり、ドアノブやカウンターの上を消毒剤で拭きとることをお勧めします。

風邪の初期症状は通常、感染から2日から3日が最も重いということを覚えておいたほうが良いでしょう。また、体の調子が悪くなければ、専門医に診てもらう必要はありません。
ただし、家族の誰かの症状に関して疑いがある、または心配な場合は、かかりつけの医者に相談してください。

インフルエンザ

インフルエンザの最初の数日間
インフルエンザでは一般的な風邪の症状が多く見られますが、インフルエンザの初期症状として良く見られるものには、突然の発熱、うずき・痛み、衰弱、食欲不振などがあります。

特に、咳と熱が同時に起こると、インフルエンザにかかった可能性が濃厚となります。インフルエンザにかかると、症状は突然現れ、平熱よりかなり高い熱が最初の3日から4日の間続きます。頭痛または筋肉や関節の痛みを伴うこともあり、その後3週間は倦怠感や疲労感に襲われます。

ただし、風邪とインフルエンザの大きな違いは、体への影響にあります。通常の風邪であれば、配偶者または恋人とも普通に過ごせますが、インフルエンザ場合は、普段の生活が送れないほど体調が悪くなります。

風邪やインフルエンザが毎日の生活に与える影響は?

体が感染と闘っている間は、一般的に体はだるくなります。仕事に集中できなくなったり、あるいは日常業務をこなすことができなくなったりします。実際に、風邪やインフルエンザにかかった人のほぼ半数が、その間は少しゆっくりと過ごしたり、普段している作業を休んだりします。

風邪やインフルエンザによる初期症状が出ると家族の生活が一変するかもしれませんが、健康的な食生活と十分な水分補給を心掛け、体をよく休めることで、元の生活にいち早く戻ることができるようになります。