風邪のライブラリー

風邪、インフルエンザについて

2. 風邪やインフルエンザ:その心得

風邪やインフルエンザは非常に一般的な病気です。実際には、大人は1年間に2-5回風邪を引くといわれています。ですので、風邪やインフルエンザの諸症状を治療する際は、それぞれが独自の治療法や選択肢を持っていても不思議ではありません。

多くの情報やアドバイスが色々あり、真実と迷信などの類との区別を難しくしています。 無数の治療法の中からどれか一つを試す場合に絶対にやってはいけないことは、症状を悪化させてしまうような治療です。この記事では、症状を軽くするためにすべきこと、回復に向けた道のりの中で避けたほうがよいことを、すべきではないこととして、いくつかご紹介したいと思います。

すべきこと

風邪やインフルエンザはウイルスによって引き起こされます。ウイルスに感染すると、体は闘おうとし始めます。この抵抗のメカニズムにより喉の痛みや鼻水などといったおなじみの症状がでるのです。体がウイルスと闘う際に役立つ方法を以下に記しました。

  • 十分な睡眠をとる-体を休ませることにより回復力が高まり、健康な体に戻りやすくなります。
  • 体に良いものを食べる-栄養豊富なものを食べることにより、体がウイルスを撃退しやすい体が作られます。
  • 十分に水分補給する-水やジュースを飲むことにより、病気のため体から失われた水分が補給されます。ただし、睡眠に影響を与えたり、脱水状態を悪化させる危険性があるので、アルコールの摂取は避けるようにしましょう。
  • 運動をする-水分補給状態がしっかりと保たれていれば、適度な運動により気分がよくなり、体も元気になります。
  • 手洗いをする-石鹸や熱いお湯で小まめに洗うことによりウイルスの感染を防ぐことができ、また別の風邪やインフルエンザにかかる可能性が抑えられます。

症状が続く場合は、医師にご相談ください。

すべきではないこと

病気の間はアルコールの摂取や喫煙をやめるのはいたって当たり前のことですが、毎日の生活の中には、風邪やインフルエンザの罹患期間に影響を及ぼす可能性のある他の要因も多くあります。出来る限り以下の事項は避けるようにしてください。

  1. ジムでの過剰な運動-活発でいることは体に良いことですが、過剰な運動は体が水分を必要としているときに脱水状態を引き起こしてしまいますので、自分の体の声に耳を傾け、もし心配だと感じたら数日間は安静にして過ごすことです。
  2. 必要以上に抱え込まない-過度のストレスは免疫システムの正常な働きを妨げてしまいます。自分がこれ以上無理だと思うようなことを抱え込まないようにして、可能であればリラックスする時間をとるようにしてください。
  3. 専門医に頼んで抗生物質を処方してもらう-抗生物質は風邪やインフルエンザのウイルスには有効ではないため、自分の症状についてよく分からないときは、医師に相談するようにしてください。
  4. 手でくしゃみを押さえる-学校ではくしゃみをするときは手で押さえるようにと習いましたが、口を手で押さえる行為は感染を広げる可能性があります。くしゃみをする際は、肘の内側に、あるいはティッシュを使うようにしたほうが良いでしょう。
  5. 風邪には大食、熱には小食が良い-この古いことわざは迷信だということを忘れないでください。体が回復に向けて闘っているときにはどんな助けをも必要とします。したがって、特に空腹を感じていない場合でも、通常の栄養が含まれる食事をとることは不可欠です。
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上記の「すべきこと」「すべきでないこと」を単純に実践することにより、自分自身だけではなく周囲の人もウイルス撃退の可能性を高めることができます。それにより、症状が取り除かれ、集中力も回復し、再び通常の生活に戻ることができるようになります。