風邪のライブラリー

風邪、インフルエンザについて

4. 風邪やインフルエンザから自分自身と周囲の人を守る

「予防は治療に勝る」

すでにご存知かもしれませんが、一般的に風邪は1つのウイルスによって引き起こされるのではありません。200以上の異なるウイルスが、我々が風邪と認識しているおなじみの症状に関連しています。したがって、あなたとその家族をインフルエンザのウイルスによるいくつかの辛い症状から体を守るためにインフルエンザのワクチンを接種することはできますが、風邪の治療薬はありません。これは、我々の体は日常的に様々なウイルスと闘っていることを意味しています。ウイルスへの暴露を防ぐことは不可能ですが、体の自然防御機構を最適なレベルで機能させるためにできることがあります。

人は体の調子が悪い時や、身体的に弱っている時に風邪やインフルエンザにかかることが多いとされています。したがって、免疫システムを向上することができれば、風邪やインフルエンザがやって来たとしても、よりよい対処ができます。ここでいくつか有用なアドバイスをご紹介します。

定期的に運動をする

定期的に運動をすることにより免疫システムが強化され、単純なウイルスやバクテリアと闘う能力が向上します。

睡眠を十分にとる

約8時間の質の良い睡眠をとることにより、風邪を引く可能性が低くなります。

相手との距離を保つ

露骨に思えるかもしれませんが、病気にかかっている職場の同僚や友人、家族の人と距離を保つことにより、新しいウイルスに感染する可能性が低くなります。

禁煙する

風邪やインフルエンザは呼吸器系の病気です。統計的に見ても喫煙者は風邪にかかる頻度が高く、また非喫煙者と比べても症状が重いということが分かっています。

アルコールを控える

アルコールを大量に摂取すると脱水症状を引き起こし、免疫システムが低下します。またアルコールは睡眠パターンにも影響を与える可能性があります。こうしたことがすべて体のウイルスに対する抵抗力を下げる原因となります。

正しい食生活を心掛ける

健康的な食事をとることにより体が最適な状態に保たれ、風邪やインフルエンザにかかりにくくなります。

自分自身と周囲の人に役立つ最善策

風邪やインフルエンザのウイルスは、お子さんと家にいるとき、学校にいるとき、スーパーで買い物しているときなど状況に関わらず、他人にうつしてしまうリスクがあります。自分自身と周囲の人を守るためにできる、具体的なステップをいくつかご紹介します。

定期的に手を洗い、清潔にしておく

手についたウイルスがカウンターやドアノブ、玩具に付着すると、ウイルスはそこで数時間生き続けることができます。したがって、石鹸や熱いお湯でしっかりと手を洗い流すことが大切です。またプラスの効果として、ドアノブや物の表面を洗剤で拭きとることにより細菌の広がりが抑えることができます。

鼻や目を触らないようにする

手に付着した風邪のウイルスは、鼻や目をこすることにより簡単に体の中に入ってしまいますので、こうした部分を触るのは避けましょう。

捕える、捨てる、死滅させる

くしゃみをする時はティッシュで鼻と口を覆うように気をつけましょう。ティッシュは使用後できるだけすぐにゴミ箱に捨てるようにしてください。古いティッシュをもう一度使うなどという考えもいけません。異なる風邪やインフルエンザのウイルスが付着している可能性があり、再び感染する恐れがあるからです。必ず手を洗うようにしてください。

風邪は一般的な病気ではありますが、自分自身と周囲の人に対して気を配ることにより、また健康な生活を送ることにより、風邪を引くリスクを最小限に抑えることができるようになります。