プレスリリース
医療用成分配合の「スイッチOTC薬」知らない人、約8割にも。
今、市販薬はこんなに変化している。
「コンタック総研 市販薬の知識&イメージテスト調査」
医療用成分配合の「スイッチOTC薬」知らない人、約8割にも。
〜「ドラッグストアや薬局で売られている“スイッチOTC”って何?」「薬の1類、2類、3類の分類は何を指す?」〜
1日2回でずっと効く『コンタック®600プラス』を製造販売するグラクソ・スミスクライン株式会社(本社:東京都渋谷区、以下GSK)のコンタック総合研究所※1は、花粉シーズン到来を前に、ドラッグストアや薬局・薬店で販売されている鼻炎薬を含めた「市販薬の知識&イメージテスト調査」を、ビジネスパーソンを対象※2に実施しました。
2009年の薬事法改正から、市販薬(OTC医薬品)は、副作用リスクの度合いに応じて、薬剤師からの説明を義務付けるリスク分類化や、病院で処方されている医療用成分が配合された「スイッチOTC」も店頭で購入できるようになり、選択の幅が広がるとともに、販売方法が大きく変化しました。そのような市販薬を取り巻く環境の変化に、消費者の意識と知識があるかを、調査しました。
※1 コンタック総合研究所:消費者のかぜや鼻炎の症状などの意識をウェブサイト上で調査する仮想の研究所
※2 20歳〜39歳のビジネスパーソン620名(男性310名/女性310名)を対象に、2012年1月20日(金)〜1月21日(土)に実施
市販薬のリスク分類を知っている人は約8割と高い認知度。
まず「市販薬が『第1類医薬品』『指定第2類医薬品』『第2類医薬品』『第3類医薬品』に分類されていることをご存知ですか?」と聞いたところ、80.6%の方が「良く知っている」「なんとなく知っている」と回答し、高い認知率となりました。しかし、正確な分類については、35.6%の人が「店頭で薬剤師に相談する必要もなく、自由に購入しやすい薬の順番」「売れ筋や人気の順番」「効きめの順位」「かぜや胃に効くなど症状別の順番」と誤ったイメージをもっていることが判明しました。分類されていることは知っていても、それが何を意味するのか、正しい知識は完全には浸透していないようです。
医療用成分配合の「スイッチOTC」を知らない人約8割。
「スイッチOTC」への誤ったイメージ半数以上に。
「『スイッチOTC薬』をご存知ですか?」との問いに、「あまり知らない」「全く知らない」と回答した人が77.2%と、未だスイッチOTCの存在すら知らない人がほとんどとなりました。
また、「スイッチOTC薬」のイメージを聞いたところ、半数以上が「薬剤師を介さなくても自由に買えるようになった薬」「成分や効能は変わらないが、比較的価格が落ちた購入しやすい薬」「販売するメーカーが変わった薬」「眠くなりにくい薬」など、誤ったイメージを持っていることがわかりました。
さらに、今まで病院の処方薬を利用していた人限定で、「スイッチOTC」を理解した上で「市販薬を今年の花粉対策として使用したいと思いますか?」と聞いたところ、購入したい意欲も含め、利用することに興味がある人は約67.7%にのぼるなど、市販薬の種類や分類への知識を深めれば、今後も市販薬を利用してセルフメディケーション※3をする潜在意識が高いことが明らかとなりました。
※3 自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること(世界保健機関[WHO])
★さらに詳しい調査結果は、http://contac.jp/soken/まで。
〜市販薬と上手くお付き合い。あなたの街の“かかりつけ薬剤師”を持ちましょう〜
みすず薬局 薬剤師 岩下哲哉
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今回の調査では、花粉時期に市販薬でセルフメディケーションをしているビジネスパーソンが半数以上いる一方で、店頭での販売方法の変化や知識に関し、正しい理解が浸透しきれていないことがわかりました。原因の一つとして、薬剤師とのコミュニケーション不足も考えられます。
より良い“セルフメディケーション”をしていくためには、薬剤師を味方につけてはいかがでしょうか。相談料は無料ですから、気軽に声をかけて、自分の症状をつらい順番から伝えてみましょう。また、薬を選ぶポイントとして、自分の生活サイクルに合ったお薬を選ぶことも大切です。特に、昼に薬を飲む暇もないビジネスパーソンであれば、朝と夜1日2回服用タイプを選ぶことも良いかもしれませんね。
米国では“セルフメディケーション”を義務教育の中に組み込むなど、啓発活動が日本より進んでいます。一方、日本では健康管理に関する教育はほとんどありません。
インターネットなどで健康に関する情報は溢れていますが、客観的に自分の健康を見つめることが大切ですので、ぜひあなたの街の“かかりつけ薬剤師”を持って、相談することをおすすめします。 -
社団法人 渋谷区薬剤師会 理事
渋谷区学校薬剤師会 副会長
薬剤師 岩下哲哉
生きる喜びを、もっと Do more, feel better, live longer
グラクソ・スミスクラインは、研究に基盤を置き世界をリードする、医薬品およびヘルスケア企業であり、人々が心身ともに健康でより充実して長生きできるよう、生活の質の向上に全力を尽くすことを企業使命としています。
鼻炎関連一般用医薬品
製品 | 効能 | 用法・用量 |
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コンタック600ファースト® | 花粉やハウスダスト(室内塵)などによる次のような鼻のアレルギー症状の緩和:くしゃみ、鼻みず(鼻汁過多)、鼻づまり | 成人(15歳以上) ・1カプセル2回(朝食後・就寝前) 15歳未満の小児 ・服用しないこと |
コンタック®600プラス | 急性鼻炎、アレルギー性鼻炎又は副鼻腔炎による次の諸症状の緩和:くしゃみ、鼻みず、鼻づまり、なみだ目、のどの痛み、頭が重い | 成人(15歳以上) ・2カプセル2回(朝・夕) 7歳以上15歳未満 ・1カプセル2回(朝・夕) ※7歳未満 服用しないこと |
コンタック®600プラス小児用 | 7歳以上15歳未満 ・1カプセル2回(朝・夕) ※7歳未満 服用しないこと |
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コンタック®鼻炎スプレー <季節性アレルギー専用> |
花粉など季節性アレルギーによる次のような症状の緩和:鼻づまり、鼻みず(鼻汁過多)、くしゃみ | 成人(18歳以上) ・左右の鼻腔内にそれぞれ1噴霧づつ2回(朝・夕) ・1日最大4回(8噴霧)まで使用してかまいませんが、使用間隔は3時間以上おいてください。 ※18歳未満 使用しないでください |
使用上の注意
●コンタック600ファースト®
・ この医薬品は「使用上の注意」をよく読んでお使い下さい。
●コンタック®600プラス、コンタック®600プラス小児用
・小児(7~15歳未満)に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させて下さい。
・これらの医薬品は、薬剤師、登録販売者に相談のうえ、「使用上の注意」をよく読んでお使い下さい。
●コンタック®鼻炎スプレー<季節性アレルギー専用>
・症状が改善すれば使用回数を減らしてください。症状が再び悪化した場合は、使用回数を増やしてもかまいません。
・1年間に1ヵ月間を超えて使用しないでください。
・この医薬品は、薬剤師から説明を受け、「使用上の注意」をよく読んでお使い下さい。